日本でも最も動物病院が多いと言われる大都市東京。
名医と言われる獣医師も数多くいるといいます。
私の友達も名医を求め、愛犬を新幹線に乗せて東京まで連れて行ってたことがありました。
しかし名医も動物病院も多いがゆえ、かえってどの病院にいったらいいか迷ってしまいせんか?
白内障や緑内障、愛犬の目の病気は、どうせなら眼科専門医、又は得意とする獣医に診てもらいたいのが本心ですよね。
今回は、HPをくまなくチェックし、犬猫の目について特化した眼科の先生がいる東京の動物病院を7つご紹介します。
なお、こちらはランキングではありませんので順番は関係ございません。
トライアングル動物眼科診療室
画像は公式HP引用:トライアングル動物眼科診療室
1984年5月に開院された歴史ある動物病院です。時代が専門分野を求めていることもあり、2006年5月に眼科を専門とした動物病院へと新しく変わり、今に至るようです。歴史ある病院のようで、手術件数は600件以上という実績もあります。
院長先生をはじめ、獣医師が3人いるようですが、全ての獣医が眼科に特化しています。プラス手術には麻酔科医という分野の獣医がいて、麻酔管理に特化した獣医さんを一般社団法人日本動物麻酔科医協会から派遣しているようです。
人間なみの専門医療の分担にこだわっているところを見ると、獣医師の向上心の高さが感じられます。
紹介医療も承っているらしく、個人の病院で対処できない症例やオペなども引き受けているのでしょう。白内障手術だけでなく、緑内障手術・網膜剥離手術と、難しい手術もしているようで頼もしいです。
初診の診療時間の目安が、検査を含め2時間と書いてました。
小さいことですが、こういった飼い主さんへの気使いともとれる目安をHPで書いてくれてるのはとても有り難いですね。
麻酔管理にしても、獣医師一人で適当に管理しながらオペを行うところもあります。その点専門の麻酔科医に任せてオペに集中する姿勢は、とても真摯で信頼できる病院だと感じます。
完全予約制なので、電話でのご予約が必要です。ペットの送迎車ご紹介もしてくれるので、交通手段がない方も問い合わせてみるといいでしょう。
お問い合わせ
☎03-3818-3981
〒112-0003
東京都文京区春日2-23-12
近隣駐車場有り
HPはこちらです。
→トライアングル動物眼科診療室
アニマルアイケア・東京動物眼科醫院
画像は公式HP引用:アニマルアイケア・東京動物眼科醫院
こちらは、かかりつけ動物病院と連携して診察する二次診療病院です。かかりつけの先生では対応できない目の病気を、こちらで診察してくれるということですね。
白内障はもちろんのこと、角膜潰瘍やドライアイなど、目に関して幅広く対応している眼科専門の動物病院です。小林義崇先生という院長先生で、獣医眼科学専門医です。
フェイスブック上に載っていた院長先生です。この方が小林先生かと思われます。
比較眼科学会認定獣医眼科学専門医を取得されています。過去には他動物病院の院長を努めていた経歴みあるようです。
あまり更新はありませんが、ブログもされています。
完全予約制で、お電話でのご予約になります。飼い主様直接の予約はできないかもしれませんが、一度問い合わせて聞いて見て下さい。
お問い合わせ
☎03-5760-6841
〒158-0093
東京都世田谷区上野毛1丁目12-12
HPはこちらです。
→アニマルアイケア・東京動物眼科醫院
工藤動物病院
画像は公式HP引用:工藤動物病院
眼科と皮膚科に力を入れているようです。院長先生をはじめ、3名ほどの獣医師がいます。
このうち眼科専門医は院長先生のようで、週5日出勤とHP上にありました。白い髪に白いひげ、ザ・獣医といったイメージです。
また、ネットショップもあるみたいで、フードやおやつの他、サプリメントなども販売しています。
雨の日に行くと何らかのプレゼントがもらえるようで、遊びココロあるユニークな動物病院です。
こちらの病院は、眼科・皮膚科を専門としていますが、一般の診療も行っているようで、混合ワクチンや狂犬病ワクチンの受付もしています。
眼科は完全予約制で、午前中のみの予約です。どうしても時間内にいけない場合は、予約しておくと受付時間外でも大丈夫なので、あらかじめ電話しておきましょう。
HPでは、先生ごとの診察受付時間を見ることができます。
お問い合わせ
☎03-3371-3963
〒164-0003
東京都中野区東中野1-13-26
HPはこちらです。
→工藤動物病院
アニマルアイケア・安倍動物病院
画像は公式HP引用:安倍動物病院
眼科だけに特化した動物病院ではないですが、院長先生が比較眼科学会というところに所属し、かつ学会会長をされているようです。
目以外にもワクチン、避妊や去勢手術などの一般診療などもされています。
HP上には犬猫の白内障や緑内障、網膜剥離などについて非常に詳しく説明してくれていて、読むだけでもとても勉強になります。
テレビにも出演した経験もあるそうで、HP上に院長先生の写真が掲載されています。フェイスブックもあるみたいですね。(更新は2019年以降されてません)。とても優しそうな先生でした。
HP上から獣医師の勤務表も確認できます。眼科は完全予約制で、初診アンケートをあらかじめダウンロードして記入していけばスムーズにすすめそうです。
お問い合わせ
☎03-3873-4798
〒110-0013
東京都台東区入谷2-2-8
HPはこちらです。
→安倍動物病院
くじら動物病院
画像は公式HP引用:くじら動物病院
眼科専門の動物病院ではありませんが、院長先生が眼科専科研修獣医師として4年間研修していた経歴があり、眼科をもっとも得意としているようです。
院長先生のブログには、目に関しての記事が多く、白内障についてこのような意見の記事もありました。
→犬の白内障の目薬は本当に効かないのか?
白内障目薬についてこのような意見をもっており、色々とお勉強されてるんだなあと感じました。獣医の先生が、色々とブログで情報を発信してくれるのはとても嬉しいですね !
こちらの病院は、予約制ではないので、時間が空いた時に気軽に行けそうです。
お問い合わせ
☎042-319-8902
〒183-0052
東京都府中市新町1-52-1-A
HPはこちらです。
→くじら動物病院
東京ウエスト動物病院
画像は公式HP引用:東京ウエスト動物病院
一般診療とは別に、眼科ケアセンターが併設されているようです。
→眼科と外科の手術に特化した情報サイト 東京ウエスト動物病院
ブログも書かれており、たくさんの症例や手術風景などをを見ることができます。白内障やチェリーアイなどの手術の様子や経過などを細かく記してくれているので、参考にできるのが嬉しいです。
チェリーアイの手術例が多くありましたが、白内障に関しても最新の手術装置を取り入れているようで、心強いですね。
個人的に、最新治療が絶対いいとおすすめするわけではありません。しかし新しい手法や機器を取り入れてるということは、時代の変化をきちんと捉えているということ。常に勉強を怠らない向上心のある先生なのだと思います。
積極的に中の様子を発信してくれている病院は信頼性が高まりますね。
江島 博康院長先生のプロフィールには、
- 日本獣医眼科カンファランス(JVOC) 獣医眼科基礎講習会 修了証
- 比較眼科学会(JSCVO) 臨床生涯教育プログラムセミナー 修了証
とありました。眼に関して非常に熱心に取り組んでるのだなという印象です。
特に予約制とは書いてませんでした。
お問い合わせ
☎042-349-7661
〒187-0043
東京都小平市学園東町29-43
HPはこちらです。
→東京ウエスト動物病院/眼科ケアセンター
わかいき動物病院
画像は公式HP引用:わかいき動物眼科
トライアングル動物眼科診療室におられた先生が独立したようです。
眼科全般の診療が可能ですが、特に網膜剥離などの目の裏側の病気を得意とされています。
難しい治療を得意とされているのは心強いですね。
比較眼科学会に所属されていて、比較眼科学会認定・獣医眼科学専門医(DJCVO)を取得されています。
目に関して、とても多くの学会発表や講演会もされていて、まさに眼科のスペシャリスト!といったイメージです。
完全予約制です。
初診時には約¥20,000‐30,000ほどかかります。とHPに記載がありましたのでご確認下さい。
お問い合わせ
☎03-6915-8516
〒176-0002
東京都練馬区桜台1-2-10 1F
駐車場なし・近隣のコインパーキングを利用
HPはこちらです。
→わかいき動物病院
まとめ
お住まいの近くに良い眼科専門動物病院はあったでしょうか?
かかりつけの獣医師が眼科専門でなかったとしても、紹介で専門医を紹介してくれる場合もあります。
愛犬の目の病気や白内障に関しては、しっかり知識をもった専門の獣医師に相談するのがベスト。
東京近郊にお住まいの飼い主さんの参考になれば幸いです。